LARDINIと言えばイタリアファッション好きが最初に知るであろうブランドで有名ですよね。
一般的には恐らくそこまで知られてはいないでしょうが、芸能人も御用達でセレブの方々でも愛用するほど人気の高いブランドです。
はじめに目にしたのはラペルに着いたブートニエールではないでしょうか。
個人的にも大好きで、責め過ぎたり控えめ過ぎたりもしない王道といったイメージ です。
基本的にはシンプルな素材選びが多く、使いやすく着やすく、それでいて高級感ときちんと感がある。
そんな感じです。
今回ご紹介するのはそんな嫌味の無いLARDINIの中でもより使いやすく、そしてこなれ感まで出しやすいお勧めのジャケットです。
それがこちら。
パッと見何がどうなんですか?
と思った方は良く見てみて下さい。
それでは説明します。
まずはこの襟。
肩から月に蹴てるんじゃ無いか?と思うほどしっかりとした襟先。
閉めて着ても格好いいですがあえて開けて着たいと思いました。
着流す事で襟からのラインがより強調され、よりスタイリッシュに魅せることができます。
続いてこの素材感。
細かいハウンドトゥース(千鳥格子柄)なんです。
遠目で見るとグレージュ(グレーベージュ)の様な色味に見えます。
少しヴィンテージ感のあるこの色味と素材感は、着回しの定番と言っても過言では無いと思います。
ボタンにも妥協は感じられません。
これがLARDINIの拘りだと思います。
そして、これは!
と思い購入に至ったポイントはこちら。
肩の作り込み。
オーダースーツなどではたまに耳にする方もいらっしゃると思いますが、マニカカミーチャなんです!
シャツの袖付けの様に方にギャザーを寄せて取り付ける技法。
通称雨振り袖とも言われ個人的にはセクシーだと思っている部分です。
この取り付け方法で言える事は、一般的なジャケットよりも肩まわりの可動域が、広がり動きやすいという事です。
市販のカジュアルジャケットでここまでやっているって凄く無いですか!?
ショッピングモールで売ってるブランドではまず見ないでしょうね。
背面の仕様はサイドべント。
これでポケットに手を入れた背後のシルエットも決まります。
袖の処理は妥協無しの本切羽。
イタリア好きなら重ねボタン。
割れやすいなど言われますが、割れた経験はございません。
ここは人の目に触れる箇所ですので妥協は禁物です。
内ポケはこんな感じです。
控えめなロゴも好感が持てますよね。
着用のイメージはこんな感じです。
ニットポロに白パンツで皆様がお好きであろうコーディネートです。
デニムやカーゴパンツにも合わせられるので是非試着だけでも試してみて下さい。
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