古着と聞くとどうしても古臭いイメージをお持ちの方も多い様です。
私自身、アメリカのドラマやロックバンドに影響を受けたせいか、あの使い古したなんとも言えない雰囲気の洋服に惹かれてしまいます。
元々学生時代に古着屋をめぐっていた事もあり、古着と言う物に対して全く抵抗がないのです。
古着嫌いの方の第一声は、
『人が着たものなんて・・・』
『中古の服なんて・・・』
とよく聞きます。
でもよく考えてみてください。
あなたが一度着てしまえば中古です。
それを洗濯をすれば、それはもう古着です。
あとは、どのくらいの価値がその服にあるか。
それだけなんです。
でも、
『それは自分しか着てないから良いんです。』
みんなそう言います。
では、友人からもらった服は着れないのでしょうか?
友人は知ってる人だから良いんです。
では、その服が実は友人の友人がそもそも貰ったものだったら・・・
言い出すとキリがないですが(笑)
要は、目に見えた情報に流されて、良いものを見つける事ができないんです。
臭いがきついとかダメージが酷いのは僕でも買いません。
しかし、僕はこんなものを買いました。
縫製もめちゃくちゃ。
シワシワだし、脇もポケットも破れてる。
僕がこれを購入した理由は、インド産の生地を使っていて、ハンドメイドの様な可愛らしさとどこにも売ってないこのデザイン。
オーダーでも作れません。
これをスチームアイロンかけて生地を伸ばし、破れ箇所をチクチク手縫いで修正し、形を整えました。
誰がどう思うかより、先に自分が欲しいか欲しくないか。
そして、これをどう料理(コーディネート)するか。
これが楽しいんです。
デニムもLevi`sのビンテージ物です。
中のニット以外は古着という事です。
続いてこちら。
黄土色のサファリジャケット。
こちらも古着で購入しました。
バッグはオールドコーチ。
こちらも古着屋で購入してます。
古き良きものと出会うのも良い経験ですし、
若い頃買えなかったアイテムと出会えたり、
思わぬ出会いがあったり、
買ったアイテムを自分サイズにお直ししたり、
楽しみ方は無限大です。
新品が偉い訳でもなければ、中古が悪い訳でもないですし、中古を着ていたからといって、
『あぁ~あの人中古着てる~』
なんていう人今まで見た事がありません(笑)
自分が思っている以上に気にされてないですが、自分が思っている以上に見られています。
自分の価値観だけで判断をしてしまうと、とんでもない事になる場合もあります。
だから身近な第三者の意見がとても重要なんです。
私達で良ければもちろん全力で頑張りますし、お友達やパートナーの方でも良いと思います。
是非、一度リセットをして素直に第三者の意見を聞き入れる様に心がけてみてください。